なぜ『身分証明書・本人確認書類』の提出を求めるのか?
古物営業法により、買取の際に身分証明書などで本人確認が義務付けられているためです。これは盗品等の売買を防止するため、そして速やかな発見をするための処置となります。古物営業法施行規則では、最低金額1万円からと定められていますが、実際にはそれ以下の場合にも身分証明書の提示が求められます。
2回目以降は『身分証明書・本人確認書類』の提出は必要ない
ほとんどの宅配買取業者が本人確認書類の提出を求めるのは初回のみです。2回目以降は、最初に取引した際の書類が有効となるため必要ありません。ただし、結婚などで名字が変わった場合や、引越しをして住所が変わった場合には、あらためて身分証明書の提出を求められます。
身分証明書のコピーは戻ってこない
宅配買取業者に提出した身分証明書のコピーは基本的に戻ってきません。これは申込みの際に注意書きなどで『お送り頂いた本人確認書類は、一切お返しすることはできません』などの明記がされています。※業者によって取扱が異なるため、詳細は買取業者の公式ページをご確認ください。
身分証明書として有効な書類
- 運転免許証のコピー
- 健康保険証のコピー
- パスポートのコピー
- 外国人登録証明書のコピー
- 官公庁及び特殊法人のコピー
- 住民票(原本)
上記のような身分証明書が本人確認書類として有効です。身分証明書の住所は、宅配キットなどを配送してもらう住所と同一でなくてはいけません。また住民票などは、交付から3ヶ月以内など、買取業者によって条件があります。